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月例研究発表会(例会)

古代文学会4月例会(第699回)のご案内

日 時 : 2018年4月14日(土)午後2時〜5時

場 所 : 共立女子大学 本館823教室
発表者 : 三品 泰子 氏
題 目 : 人麻呂吉野讃歌の〈建都〉ーー歌で始祖になることをめぐってーー
要 旨 :
 吉野宮への行幸に従駕して詠んだ人麻呂歌、通称吉野讃歌は、第一長歌で天皇が吉野に「みやこ」を作ること、第二長歌では、天皇が高殿から「国見」をすると、山川の理想的な地形やその山川の神が奉仕する様子が見えていることを詠む。「みやこ」を作るという点に注目すると、天子巡狩よりもむしろ、王朝の始祖の建都を讃える詩の系譜に連なろうとする歌ではないかと考えられる。つまり、歌の中で持統天皇は初代天皇に成って吉野の土地に向き合っているのではないか、ということだ。土地への向き合い方として、第二長歌の山川の神に関するところが、土地側の振る舞いのようでもあり天皇側の振る舞いのようでもあり、二重文脈になっていると思われる。初代天皇の建都や即位を書く『日本書紀』や『古事記』の同時テキストである、人麻呂の吉野行幸従駕の歌について、以上のことを考えたい。

司 会 : 遠藤耕太郎  氏


事務局より

  • 本会では、メール会員をご希望の方に、例会案内をメールにてお送りしております。メール会員をご希望の方は、上記E-Mailアドレス宛にメールにてご連絡ください。なお、メールは「古代文学会ホームページ」のお問合せフォームからも送信出来ます。ご協力をお願いいたします。
  • 例会終了後に委員会を行います。委員の方々はお集まりください。
  • 2018年度9月からの例会発表者を募集します。ご希望の方は、題目及び200字程度の要旨を、発表予定の3ヶ月前(該当月の委員会の1週間前)までに例会委員、または事務局までお申し込みください。なお、採否は例会委員にご一任ください。
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