12月05日 古代文学会・物語研究会 合同シンポジウム (於 神田パンセ) 〔テーマ〕「〈ジャンル〉の生成―同時代言説の海へ」 〔パネラー〕西本 香子「『うつほ物語』冒頭文の再検討」 【コメンテーター 小森 潔】 田中 俊江「古々と猿聲と此處―常陸国風土記の言説の位相―」 【コメンテーター 小嶋 菜温子】 猪股 ときわ「楽譜と物語」 【コメンテーター 上原 作和】 〔司会〕植田 恭代・津田 博幸 |
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480 | 12月04日 | 三品 泰子 | 孝謙天皇の勅願文―民に向かう言葉と仏に向かう言葉― |
479 | 11月06日 | 菊地 威雄 | 喩の構造と和歌表現 |
478 | 10月02日 | 笠松 郁子 | 人食ふ鬼―『今昔物語』における霊鬼の転換― |
477 | 09月04日 | 大胡 太郎 | イチジャマと生霊―共同体の噂のコードと物語のコード― |
476 | 08月19日 ~21日 |
夏期セミナー (於 箱根小涌谷温泉・旅館千條) 〔テーマ〕表現の生態へ―立ち竦む言葉― 〔発表〕 清水 章雄「『草木言語』序説」 荒屋 豊「託宣行為における巫者とサニハの実像 ―雲南省寧朗県拉伯村モソ族社会のフィールドから―」 渡部 亮一「歌作者と歌作―田辺福麻呂歌世界の検討を通して―」 丸山 隆司「重層することば―「八」をめぐって―」 〔シンポジウム〕テーマ「恋愛のことば論」 岡部隆志「中国雲南省白族の歌垣の現場から(ビデオ映像から)」 飯田 勇「万葉の恋歌とは何か」 |
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475 | 07月03日 | 大浦 誠士 | 「道行き」考―歌謡の表現― |
474 | 06月05日 | 岡部 隆志 | 神婚の諸相 |
473 | 05月01日 | 山口 敦史 | 古代の仏典注釈と「説話」への階梯―奈良時代の経疏を中心に― |
472 | 04月03日 | 谷口 雅博 | 『古事記』の「ヤマト」観 |
471 | 03月06日 | 保坂 達雄 | 采女―変容する伝統― |
470 | 02月06日 | 千賀 万左江 | 歴史書の叙述―『日本書紀』の「是歳」「是月」条について |
469 | 01月09日 | 清水 章雄 | 「畳句集」論 |
468 | 12月05日 | 辰巳 正明 | 民と天皇―防人歌は、なぜ悲しいのか。 |
467 | 11月07日 | 内藤 明 | 「思ほゆ」考 |
466 | 10月03日 | 居駒 永幸 | 記紀に「物語歌」はあったか |
465 | 09月05日 | 津田 博幸 | 『先代旧事本紀』の覚醒 |
464 | 08月19日 ~21日 |
夏期セミナー (於 箱根・旅館千條) 〔テーマ〕古代文学の<現場>へ!Ⅱ ―覚醒するテキストたち― 〔発表〕 斎藤 英喜「神学の書としての『古事記』」 谷戸 美穂子「神の鎮座と地の論理―『住吉大社神代記』の四至境域―」 寺尾 晴美「臣安麻呂、勅命により『古事記』を撰録す―『古事記』生成の現場へ― 小林 渚「『懐風藻』の達成」 森 朝男「小万葉集の形成」 |
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463 | 07月04日 | 高橋 六二 | 宴―万葉びとはそこになにを生み出したか― |
462 | 06月06日 | 内田 順子 | 神歌の諸表現のありかたと、そのはたらき ―沖縄県宮古島の神歌を対象に― |
461 | 05月02日 | 飯田 勇 | 男・女という視点から『万葉集』をよむ |
460 | 04月04日 | 飯泉 健司 | 在地伝承論序説―播磨国風土記・神阜伝承考― |
459 | 03月07日 | 小嶋 菜温子 | 物語の儀式と〈非・準拠〉―桐壺巻と天暦四年の産養― |
458 | 02月07日 | 阿部 寛子 | 伝承としての兄妹婚 |
457 | 01月10日 | 加藤 清 | 『古事記』須佐之男命系譜をめぐって |
456 | 12月06日 | 日沖 栄子 | 歌垣から歌合せへ |
455 | 11月01日 | 仲瀬 志保美 | 天平十四年正月十六日の宴をめぐって |
454 | 10月04日 | 森 朝男 | 〈雑/相/挽〉三部構造の淵源 |
453 | 09月06日 | 糀谷 芳章 | ヲケの命の物語と歌の機能―置目の物語を中心に― |
452 | 08月20日 ~22日 |
夏期セミナー (於 箱根・旅館千條) 〔テーマ〕古代文学 の<現場>へ!Ⅱ ―コトバへの覚醒― 〔発表〕 田中 俊江「常陸国風土記と「常世之国」」 清水 明美「大伴家持の「思恋」」 佐藤 和喜「記紀歌謡論―多声・激情・鎮魂―」 津田 博幸「注釈と覚醒―日本紀講の覚者たち―」 〔シンポジウム〕テーマ「研究史としての現場論へ向けて」 太田 善之・呉 哲男・渡辺 亮一・谷戸 美穂子 |
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451 | 07月05日 | 吉田 修作 | 〈みやびを〉と〈あそびめ〉―幻想の〈をとこ〉と〈をとめ〉― |
450 | 06月07日 | 三浦 佑之 | 母系残照―記紀系譜を読む |
449 | 05月03日 | 工藤 隆 | 少数民族文化としての日本古代文学 |
448 | 04月05日 | 池田 三枝子 | 家持の交友歌 |
447 | 03月01日 | 稲生 知子 | 『源氏物語』の蛭の児―〈捨子〉と流離の変容― |
446 | 02月01日 | 渡部 亮一 | 田辺福麻呂の歌作と「歌語」 |
445 | 01月11日 | 東城 敏毅 | 防人歌作者名表記の方法と常陸国防人歌長歌の構成 |
444 | 12月07日 | 佐藤 和喜 | 記歌謡の激情性―紀歌謡との比較から― |
443 | 11月02日 | 谷戸 美穂子 | 『住吉大社神代記』の記述と神話 |
442 | 10月05日 | 松本 直樹 | 『古事記』における熊曽国の位置付け |
441 | 09月07日 | 佐藤 繭子 | 日本書紀における「童謡」 |
440 | 08月19日 ~21日 |
夏期セミナー (於 箱根・旅館千條) 〔テーマ〕古代文学の〈現場〉へ!Ⅱ ―「歌の実践者」は可能か― 〔発表〕 猪股 ときわ「異言と短歌―八世紀の歌の現場―」 太田 善之「『歌経標式』の音韻論」 内田 順子「アブンマは「歌の実践者」か―宮古島狩俣から―」 〔シンポジウム〕テーマ「シャーマニズムと神秘主義」 パネラー 末次 智・中尾 瑞樹 司会 斎藤 英喜 |
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439 | 07月06日 | 工藤 浩 | 物部伝承の統合と記紀・旧事紀 |
438 | 06月01日 | 呉 哲男 | 「風流」の系譜 |
437 | 05月04日 | 久富木原 玲 | 祟り神としてのアマテラス―源氏物語論へ向けて― |
436 | 04月06日 | 高松 寿夫 | 車持千年の作品の性格―「宮廷歌人論」のために― |
435 | 03月02日 | 山田 直巳 | 短詞章にみる言語表現の系譜―〈諺〉〈洒落〉〈賛〉に通底するもの― |
434 | 02月03日 | 富士原 伸弘 | 清寧記・武烈紀における〈歌垣の物語〉の機能について |
433 | 01月06日 | 寺尾 清美 | 天皇変成の神話的テキスト―即位宣命を読む― |
432 | 12月02日 | 山口 敦史 | 日本霊異記における「天台智者」と末法思想 |
431 | 11月04日 | 太田 善之 | 応詔歌生成の磁場 |
430 | 10月07日 | 新谷 正雄 | 歌の贈答ということ |
429 | 09月02日 | 岸 正尚 | 万葉1・二七歌について |
428 | 08月21日 ~23日 |
夏期セミナー (於箱根・旅館千條) 〔テーマ〕古代文学の〈現場〉へ! 実践者のテキスト 〔趣旨説明〕 津田博幸 〔発表〕 多田 元「仏足石と仏足石歌―注釈としての歌―」 武田 比呂男「景戒の夢解き―実践者のテキストとしての『日本霊異記』―」 中尾 瑞樹「『江家次第』と「習礼」―院政期の神秘主義をめぐって―」 三品 泰子「亀を食むことと卦を書くこと―『新撰亀相記』の記述をめぐって―」 |
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427 | 07月01日 | 斎藤 英喜 | 巫神祭祀考―伊奘諾流、あるいは「神」の生成の現場へ― |
426 | 06月03日 | 鈴木 啓之 | 『続日本紀』の文章 |
425 | 05月06日 | 田中 俊江 | 院政期の海幸山幸神話―『彦火火出見尊絵巻』をめぐって― |
424 | 04月01日 | 今井 俊哉 | 万葉集の「視点」 |
423 | 03月04日 | 犬飼 公之 | いのちへの執着 |
422 | 02月04日 | 藪 敏晴 | 『日本霊異記』の「表相」―〈仏法〉と〈歴史叙述〉のあいだ― |
421 | 01月07日 | 大胡 太郎 | 〈色好み〉の像と〈色好むわざ〉の実践 |
420 | 12月03日 | 中尾 瑞樹 | 荒見川祓祝詞論 |
419 | 11月05日 | 佐藤 和喜 | 多声の歌体から単声の歌体へ―歌物語の生成― |
418 | 10月01日 | 李 恵燕 | 古代の罪意識―『霊異記』を中心に― |
417 | 09月03日 | 佐藤 深雪 | 神代と当代―日の神論争後の宣長と秋成― |
416 | 08月18日 ~20日 |
夏期セミナー (於箱根・旅館千條) 〔テーマ〕古代文学の〈現場〉へ! 競合する〈技〉 〔趣旨説明〕多田 元 〔発表〕 寺尾 清美「「朕が師」と弟子称徳―八世紀の宮廷と女帝の宣命―」 吉田 修作「『宇佐託宣集』を読む―八幡神と宮廷―」 山口 敦史「八世紀の三経義疏における「私」説―競合する技〈わざ〉―」 津田 博幸「「偽書」作りのわざ―先代旧事本紀をめぐって―」 〔シンポジウム〕テーマ「八世紀の宮廷歌謡」 パネラー 猪股 ときわ・近藤 信義 司会 多田 元 |
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415 | 07月02日 | 小林 奈津子 | 弟日姫子の物語を読む―他界・恋愛・風土記― |
414 | 06月04日 | 吉野 樹紀 | 「招くすすき」の和歌―古今二四三番歌を中心に― |
413 | 05月07日 | 関根 綾子 | 『日本霊異記』の身代わり説話考―中巻24縁・中巻25縁― |
412 | 04月02日 | 多田 元 | 市の歌声―「泣血哀働歌」の基層と表層― |
411 | 03月05日 | 関本 みや子 | 人麿歌における「われ」 |
410 | 02月05日 | 丸山 隆司 | 『万葉代匠記』の〈発明〉―その方法の枠組― |
409 | 01月08日 | 岡部 隆志 | 日本霊異記を読む―貨幣・市・倫理― |
408 | 12月04日 | 近藤 信義 | 〈音〉喩の諸相 |
407 | 11月06日 | 岩本 武 | 古代文学に於ける〈モノ〉の位相 |
406 | 10月02日 | 吉田 修作 | ヲケノ命の名告りと乞食者詠 |
405 | 09月04日 | 皆川 隆一 | 万葉人の海を見る目への疑問 |
404 | 08月23日 ~25日 |
夏期セミナー (於箱根・旅館千條) 〔テーマ〕古代文学の〈現場〉へ! ―実践者と宮廷― 〔基調報告〕津田 博幸 〔発表〕 三品 泰子「〈実践者のテキスト〉として読む高橋氏文」 斎藤 英喜「園韓神と宮廷神人―神々のひしめく宮廷へ―」 猪股 ときわ「仏教儀礼と短歌―競い合う声」 多田 一臣「宴の歌」 〔シンポジウム〕テーマ「エクリチュールの現場」 パネラー 呉 哲男・多田 元 司会 津田 博幸 |
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403 | 07月03日 | 飯泉 健司 | 播磨国風土記・佐比岡伝承考―風土記説話成立の一過程― |
402 | 06月05日 | 須貝 美香 | 「皇極紀元年八月朔条」考 |
401 | 05月01日 | 野田 浩子 | 「らし」と〈叙景歌〉 |
400 | 04月03日 | 近藤 健司 | 馬による巡行 |
399 | 03月06日 | 小林 茂文 | 古代子供論序説 |
398 | 02月06日 | 蔵中 しのぶ | 輪廻転生・ジャータカの思想と漢文伝―上代漢文伝の文学史の構想へむけて― |
397 | 01月09日 | 山口 敦史 | 「縁起」と〈寺院縁起〉概念をめぐって―八世紀の日本と東アジア― |
396 | 12月05日 | 猪股 ときわ | 宮廷と寺院―皇后宮の維摩講から― |
395 | 11月07日 | 西條 勉 | 文字法からみた古事記 |
394 | 10月03日 | 東 茂美 | 憶良の沈痾自哀文―いのちの考証を中心に― |
393 | 09月05日 | 鈴木 日出男 | 万葉の自然詠―巻十の四季別雑歌を中心として― |
392 | 08月19日21 | 夏期セミナー (於箱根・旅館千條) 〔テーマ〕古代文学の〈現場〉へ!―その方法の探究― 〔基調報告〕猪股 ときわ 〔発表〕 津田 博幸「八世紀伊勢における「祓え」の現場を求めて」 三浦 佑之「八世紀の家族―古代家族論のために―」 河備 秀雄「〈今〉と〈俗〉」 岡村 知明「〈聖武天皇〉という名の世界」 〔シンポジウム〕テーマ「民間宗教者という〈現場〉」 石井 正巳「〈現場〉とは何か」 斎藤 英喜「伝承・祈祓・呪術―高知県物部村・伊奘諾流大夫の場合―」 古橋 信孝「フィールドの現場から―霊能者カンカカリァと村落」 |
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391 | 07月04日 | 清水 明美 | 家持の「見れど飽かぬ」―後期宴席歌論の一筋として― |
390 | 06月06日 | 飯田 勇 | 王権の表現をめぐって |
389 | 05月02日 | 升田 淑子 | 女歌の論理 |
388 | 04月04日 | 細川 純子 | 「人言を繁み言痛み」とうたうことは―その表現の基層にあるもの |
387 | 03月07日 | 奥平 泰子 | うたの中の「視線」 |
386 | 02月01日 | 赤坂 憲雄 | 風土記のヤマトタケル伝承 |
385 | 01月11日 | 桜田 和子 | 泣血哀働歌の表現 |
384 | 12月07日 | 菊地 義裕 | 壬申年之乱平定以後歌二首―成立の「時」と「場」をめぐって |
838 | 11月02日 | 末次 智 | 古代の言語表現と〈他者〉―〈個別性〉からの接近 |
382 | 10月05日 | 辰巳 正明 | 万葉集と仏教(基礎論) |
381 | 09月07日 | 清水 章雄 | 旅の困難とその表現―神々とその末裔の受苦 |
380 | 08月21日 ~23日 |
夏期セミナー (於箱根・旅館千條) 〔テーマ〕古事記、中・下巻を読む―神・呪術・エロス 〔基調報告〕岡部 隆志 〔発表〕 津田 博幸「言葉の呪術をめぐって」 吉田 修作「〈うるはしきをとめ〉の末裔―風俗歌舞の伝承者」 大胡 太郎「愛・死・エロス―反王権論として」 関本 みや子「婚姻からの逸脱」 〔シンポジウム〕テーマ「『古事記』を超えて」 三浦 佑之「〈天皇〉像の構想」 斎藤 英喜「菟道稚郎伝承をめぐって」 |
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379 | 07月06日 | 居駒 永幸 | 万葉挽歌と境界の〈場所〉―人麻呂歌の方法の問題として |
378 | 06月01日 | 真下 厚 | 「夢に見ゆ(る)」とうたうことは |
377 | 05月04日 | 池田 三枝子 | 池主の交遊観―六朝文壇への憧憬 |
376 | 04月06日 | 岡部 隆志 | 〈な恋ひそ吾妹〉考 |
375 | 03月02日 | 菊地 威雄 | 鎮懐石歌にみられる古歌謡詠の意識 |
374 | 02月09日 | 佐々木 美季 | 〈大伴の名〉―家持の氏族意識 |
373 | 01月05日 | 青木 哲郎 | 山上憶良と表記 |
372 | 12月01日 | 阿部 寛子 | 「大国主」の婚 |
371 | 11月03日 | 斎藤 英喜 | 宣命と異教―孝謙女帝論のために |
370 | 10月06日 | 近藤 信義 | 〈音喩〉というタームの成立の可能性について |
369 | 09月01日 | 吉田 修作 | みこともち歌人 家持 |
368 | 08月21日 ~23日 |
夏期セミナー (於箱根・旅館千條) 〔テーマ〕古事記・今、ここ 〔基調報告〕岡部 隆志 〔発表〕 関本 みや子「古事記の会話文―〈ゆゑ〉を語る物語を中心として―」 呉 哲男「サホビメ説話をめぐって―古事記の言語空間―」 多田 元「系譜語りと地方氏族」 斎藤 英喜「岩戸神話と祭祀技術」 工藤 隆「神祀令への違和としての古事記」 |
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367 | 07月07日 | 津田 博幸 | 琉球王権の宗教的地方支配について |
366 | 06月02日 | 三浦 佑之 | 継子譚の発生・試論 |
365 | 05月05日 | 石井 正己 | 言葉遊びの世界―逆さまの発想のもつ意味― |
364 | 04月07日 | 呉 哲男 | 「他なるもの」としての饗応 |
363 | 03月03日 | 猪股 ときわ | 采女・娘子・遊行女婦―技を競うヲトメたち |
362 | 02月03日 | 大胡 太郎 | 初期物語試論―伊勢物語のうたとテキスト |
361 | 01月06日 | 多田 一臣 | 安騎野遊猟歌を読む |