678 | 6月4日 | 草山 洋平 | 儀礼と伝承から見る「なぐさめ」 |
677 | 5月7日 | 小野 諒巳 | 『古事記』における倭建命の人物造形 —葬送の場面を中心に— |
676 | 4月9日 | 山口 敦史 | 『日本霊異記』における類話と在地伝承の問題 |
675 | 3月5日 | 鈴木 崇大 | 山部赤人の継承と方法 —人麻呂・黒人の後継者としての赤人— |
674 | 2月6日 | 青柳 まや | オホヤマツミに関する考察 —『古事記』『日本書紀』の比較を通して— |
673 | 1月9日 | 井上 隼人 | 『日本霊異記』の会話引用と訓読 |
672 | 12月5日 | 清水 明美 | 大伴家持の「花」 —巻十九・四二五四〜四二五五— |
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671 | 11月7日 | 孫 瑋 | 『万葉集』における「黄葉」の一考察 —天平十年橘奈良麻呂宴歌を中心として— |
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670 | 10月3日 | 稲生 知子 | 寛平のヤマトタケル ─『熱田太神宮縁起』の〈神話〉─ |
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669 | 9月5日 | 遠藤 耕太郎 | 歌垣の変遷 | |
668 | 8月19日 〜21日 |
夏期セミナー (於 箱根小涌谷温泉・千條旅館) 〔テーマ〕「古代文学における地域性-音と文字から考える—」 猪股ときわ「神武記歌謡の地域性 —カムヤマトイハレビコの「やまと」とオホクメ」」 兼岡 理恵 「風土記歌謡の「地域性」を問う ―オケ・ヲケの歌謡を中心に―」」 太田 真理 「万葉集にみる地域性 ―東歌三四〇一番歌の地名表記をめぐって―」」 三品 泰子 「『古事記』「角鹿」をめぐる言葉の響き合い」」 山本 大介 氏「予兆歌謡の〈音〉と〈文字〉 ─『日本霊異記』を中心に─」」 |
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667 | 7月4日 | シンポジウム「古代文学における地域性-音と文字から考える—」 |
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呉 哲男 | 音と繋がる帝国—漢字文化圏の内と外— | |||
谷口 雅博 | 地名起源説話と土地の言葉 | |||
渡部 亮一 | 日本国の「五辛」—善珠『梵網経略抄』とその周辺— | |||
666 | 6月6日 | 保坂 秀子 | 「忠誠の至」と伝承 ─橘氏賜姓上表をめぐって─ |
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665 | 5月9日 | 石川 久美子 | 中央と地方 | |
664 | 4月11日 | 山﨑 かおり | 上代の土蜘蛛 ―その宗教性と女性首長を中心に― |
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663 | 3月7日 | 佐竹 美穂 | 『常陸国風土記』の立速男の命説話を読む | |
662 | 2月7日 | 月岡 道晴 | 「うち靡き寝も寝らめやも」 ─―巻一・四六歌の解釈をめぐって |
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661 | 1月6日 | 室屋 幸恵 | 神統譜における鵜葺草葺不合命の意義 ─『古事記』を中心に─ |
660 | 12月6日 | 飯田 勇 | ニギハヤヒ伝承考 ─あるいは「天孫降臨神話」再考 |
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659 | 11月1日 | アンダソヴァ・マラル | 古事記中巻における「ヤマト」に関する考察 ─「変貌する世界」との視点から |
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658 | 10月4日 | 山崎 健太 | いづもたけるがはけるたち ─歌が保持する物語について─ |
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657 | 9月6日 | 吉田 修作 | 兄妹の恋歌 ─軽太子と衣通王─ |
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656 | 8月20日 〜22日 |
夏期セミナー (於 箱根小涌谷温泉・千條旅館) 〔テーマ〕〈音〉を書く 大胡太郎「音を聞く、音を書く(続考)」 石田千尋「歌を伝える 歌を書く─古事記における歌の記定とその方法」 松田浩「万葉歌の〈音〉と文字」 冨樫進「〈ほとけ〉のことばは伝わるか―古代日本における悉曇受容をめぐって―」 大塚千紗子「行基の歌─日本霊異記中巻二縁─」 |
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655 | 7月5日 | シンポジウム「〈音〉を書く」 〔第2回〕〈音〉としての歌 |
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品田 悦一 | 調べを心で聴くこと | |||
遠藤 耕太郎 | 書物・文字が生み出す音声 ー中国少数民族ペー族の語り芸の表記から |
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654 | 6月7日 | シンポジウム「〈音〉を書く」 〔第1回〕〈音〉と説話 |
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石井 正己 | 声の発見、声の喪失 | |||
飯泉 健司 | 風土記の地名・音・文字ー説話生成のメカニズム | |||
653 | 5月10日 | 栗田 進 | 歌経標式「鼠の家」歌にみる生きた隠喩の多層的展開 ─志貴皇子「むささび(鼯鼠)」歌の記憶─ |
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652 | 4月12日 | 渡部 亮一 | 「因論生論」が生むテキスト | |
651 | 3月1日 | 相澤 京子 | 笠女郎の序歌に見られる〈景〉の表現性 ─巻四・五九二番歌を手がかりに─ |
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650 | 2月1日 | 橋本 亜佳子 | 『万葉集』巻十三・三二七〇番歌の表現 | |
649 | 1月11日 | 山﨑 かおり | 三貴子としての月読命 |
648 | 12月7日 | 諏訪部 美緒 | 雄略誕生における「神光満殿」の意義─雄略即位前紀に即して─ | |
647 | 11月2日 | 木村 ゆり | 『古事記』における「妊」 | |
646 | 10月5日 | 岩下 武彦 | 舒明望国歌の訓みと読み─「村山有等」と「取與呂布」─ | |
645 | 9月7日 | 服部 剣仁矢 | 『古事記』における「剣」と「刀」─その神話的意味─ | |
644 | 8月21日 〜23日 |
夏期セミナー (於 箱根小涌谷温泉・千條旅館) 〔テーマ〕変成する言葉—古代文学の書物・身体・知— 大浦誠士「枕詞の変成」 飯島奨「『加補音』の書き取り─中国紫陽漢族歌謡の歌詞化されない音をめぐって」 太田真理「変成をもたらすもの、変成がもたらすもの─〈をとめ〉をめぐる表現世界」 奥田和広「家持の歌と割注」 猪股ときわ「『歌ふ』行為と言葉の変成─『古事記』雄略天皇条より─」 |
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643 | 7月6日 | シンポジウム「変成する言葉—古代文学の書物・身体・知—」 〔第2回〕日本書紀 |
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伊藤 聡 | 幻視される始原─両部・伊勢神道における天地創成説─ | |||
山田 純 | 「霊畤」をめぐる知ー『日本書紀』「神武紀」にはたらく原初の思考 | |||
642 | 6月8日 | シンポジウム「変成する言葉—古代文学の書物・身体・知—」 〔第1回〕異物化する文字と音声 ─文字によって喚起される音声が見知らぬものとして迫ってくるときとは |
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大杉 重男 | 文字を欲望する音声─「表字音声」概念の批評的射程─ | |||
西澤 一光 | 文体が生成する場所ー「声」と「文字」の<あいだ>をめぐって | |||
641 | 5月4日 | 伊藤 好美 | 大伯皇女御作歌の表現─万葉集巻二 一六五・一六六番歌考─ | |
640 | 4月13日 | 井上 隼人 | 『古事記』における角鹿の性格─応神天皇の誕生─ | |
639 | 3月2日 | 津田 博幸 | 漢字文と〈声〉─『古事記』を中心に─ | |
638 | 2月2日 | 本橋 裕美 | 大伯皇女のゆくえ─斎宮物語の一形態としての姉弟恋─ | |
637 | 1月5日 | 縄手 聖子 | 越境者としての翁─『梁塵秘抄』三八二番歌から読み解く翁の表象 |
636 | 12月8日 | 坂倉 貴子 | 「書物に行為する序─表出する〈我〉の系譜 | |
635 | 11月3日 | 山口 敦史 | 『日本霊異記』と『金剛般若経集験記』 | |
634 | 10月6日 | 保坂 秀子 | 万葉歌と忠孝思想—藤原太后の「吾子」をめぐって | |
633 | 9月1日 | 吉田 修作 | 表現としてのアマテラス・伊勢・斎宮 | |
632 | 8月20日 〜22日 |
夏期セミナー (於 箱根小涌谷温泉・千條旅館) 〔テーマ〕書物—行為と身体— 西澤一光「書物の構築と文化的自立の問題ー集蔵体としての『万葉集』をめぐって」 三品泰子「歌う耳と『古事記』型─あづさゆみまゆみの歌から」 月岡道晴「風に乗って何が運ばれるのか─漢籍受容と表現する身体」 井上隼人「『古事記』神武東征条の考察─高倉下の献剣段を中心に—」 山本大介「自土の奇事」を書く─『日本霊異記』序文と「他国の伝録」─」 |
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631 | 7月7日 | シンポジウム「書物—行為と身体—」 〔第2回〕芸能と書物 |
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遠藤 耕太郎 | 芸能とテクストー中国少数民族ペー族の語り芸「大本曲」テクストの表記法から─ | |||
岡部 隆志 | 問答と芸能 | |||
630 | 6月2日 | シンポジウム「書物—行為と身体—」 〔第1回〕翻訳と異言語 |
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金 文京 | 古代日中比較文学についての断想─中国文学の立場から─ | |||
松田 浩 | 万葉集と人麻呂歌集ー漢字で書かれた「うた」の「集」をどう捉えるか | |||
629 | 5月5日 | 飯島 奨 | 悪口歌考−中国における歌掛けの実態から− | |
628 | 4月14日 | 大塚 恵子 | 大嘗祭と「天神寿詞」−「天つ水」献上の起源神話とは− | |
627 | 3月10日 | 冨樫 進 | 雷電の声と将門の悪−「将門記」における都鄙観念− | |
626 | 2月4日 | 吉村 晶子 | 匂いからみる仏教と「生」 | |
625 | 1月7日 | 大胡 太郎 | 帝国と神話再考 |
624 | 12月3日 | 大塚 千紗子 | 「愛心深入」にみえる女の因業−『日本霊異記』中巻第四十一縁− |
623 | 11月5日 | 加藤 千絵美 | 言挙げする「我」−人麻呂歌集歌の位置付け− |
622 | 10月1日 | 関口 一十三 | 『日本霊異記』上巻十三縁考−女性の救いの問題を中心に− |
621 | 9月3日 | 蝦名 翠 | 『日本霊異記』の語る歴史 |
620 | 8月17日 〜19日 |
夏期セミナー (於 箱根小涌谷温泉・千條旅館) 〔テーマ〕〈型〉のダイナミズムII 〔発表〕 山口 敦史「善珠『梵網経略抄』と引用典籍の問題」 飯泉 健司「型—保証力と破壊力、そして新たな世界へ」 稲生 知子「『古事記』における天皇葬送の〈型〉〜なぜ、倭建命の葬送は天皇葬送の起源となれたのか〜」 保坂 達雄「〈型〉を襲う物語——「佐銘川大ぬし由来記」の説話生成——」 |
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619 | 7月2日 | 谷 知子 | 序詞から本歌取りへ—和歌における共同体 |
大浦 誠士 | 万葉歌と〈模倣〉 | ||
618 | 6月4日 | 伊藤 好英 | 折口信夫の芸能史の思想と身体 |
猪股 ときわ | アメノウズメの知と笑い—『古事記』を中心として— | ||
617 | 5月7日 | 神田 英昭 | 南方熊楠の考える「仏教」—土宜法龍宛書簡を中心に |
山田 純 | 「日神=姉」の陰陽論—『神代紀』本書の思考— | ||
616 | 4月9日 | 彌永 信美 | 仏教神話と中世日本神話−理論的視点から− |
渡部 亮一 | 仏典注釈を継ぐとは何か | ||
615 | 3月12日 | (東北関東大震災の影響により中止) | |
614 | 2月5日 | 山田 純 | 鑑の史書—『日本書紀』雄略紀の遺詔と『隋書』高祖紀の比較— |
613 | 1月8日 | 山本 大介 | 「聖君」と殺生—『日本霊異記』下巻第三十九縁考— |
612 | 12月4日 | 舟木 勇治 | 「出雲国造神賀詞」における「倭大物主櫛■(瓦+長)玉命」の位置付け |
611 | 11月6日 | 室屋 幸恵 | 海佐知・山佐知神話における「易佐知」の意味 |
610 | 10月2日 | 山口 卓士 | 容姿をほめる表現からみる『古事記』・『日本書紀』の天皇像の差異 |
609 | 9月4日 | 藤本 誠 | 『東大寺諷誦文稿』における「自他懺悔混雑言」 |
608 | 8月18日 〜20日 |
夏期セミナー (於 箱根小涌谷温泉・千條旅館) 〔テーマ〕〈型〉のダイナミズム—古代文学の普遍と固有— 〔発表〕 津田博幸「引用と変形」 松田浩「漢詩的創造力と文字のうたと」 吉田修作「〈神がかり〉・〈わざをき〉・〈あそび〉—儀礼・芸能の創出と継承—」 村本春香「『萬葉集』における「類」」 |
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607 | 7月3日 | 渡辺 秀夫 | 詩歌の発生論と〈型〉—「古今和歌集序」の理解をめぐって |
太田 善之 | 『懐風藻』における典故 | ||
606 | 6月5日 | 伊藤 聡 | 中世における古代神話の継承と変容 |
谷口 雅博 | 始祖を語る〈型〉—「風土記」の異類婚— | ||
605 | 5月1日 | 兵藤 裕己 | 琵琶法師のものがたりと儀礼 |
遠藤 耕太郎 | 個の不安と儀礼—旅の歌から相聞・挽歌へ— | ||
604 | 4月10日 | 穂村 弘 | 二種類の言葉 |
岡部 隆志 | かたどり・かたどられる言葉 | ||
603 | 3月6日 | 稲生 知子 | 『古事記』にとっての「倭建」命 —「天皇既に吾死ねと思ほす」をめぐって— |
602 | 2月13日 | 西澤 一光 | 折口信夫の思想形成と言語理論 |
601 | 1月9日 | 鈴木 道代 | 家持における防人の悲しみ |